日本歴史地名大系 「小木須村」の解説 小木須村こぎすむら 栃木県:那須郡烏山町小木須村[現在地名]烏山町小木須横枕(よこまくら)村の南に位置し、集落はおもに木須(きす)川支流小木須川流域の山間地にある。東は大木須(おおぎす)村、南は河又(かわまた)村(現芳賀郡茂木町)、西は下境(しもざかい)村。天文一五年(一五四六)七月に没した那須政資の法要に「木須」では大関左京・阿久津弥五郎などが香典を納めている(元亀三年七月日「那須政資法要香銭注文写」那須文書)。天文一八年九月一一日、那須高資は娘おとよの化粧料として、一代の間、小木須村を興野式部に預け置いている(「那須高資預ケ状」平沼伊兵衛氏所蔵文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報