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香典 こうでん

6件 の用語解説(香典の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

香典
こうでん

死者にゆかりのある者が,葬儀のときに持寄る金品。これは近親者が葬儀の費用を分担するためのもの,近隣縁者の相互扶助的な性格をもつもの,膳につく者が自分の食い料を持寄るもの,の3つに分けることができる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

香典

香の代わりに霊前に供える金品。葬儀費用を出し合う相互扶助の目的もあるとされてきた。一般的な表書きは仏式が「御香典」「御香料」、神式が「御玉串料」、キリスト教式が「御花料」。香典返しの慣習は地域で異なるが、四十九日の法要後、香典額の3分の1から半分程度の品物を贈ることが多いという。最近では通夜、告別式当日に2千~4千円ほどの香典返しをする「即返し」が増えている。

(2014-01-22 朝日新聞 夕刊 1社会)

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デジタル大辞泉の解説

こう‐でん〔カウ‐〕【香典/香×奠】

死者の霊前に供えて、香や花の代わりとする金品。香料。「―を供える」

出典|小学館
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とっさの日本語便利帳の解説

香典

香の代わりに仏前に供える金銭。本来は弔問者が香を持参するのだが、先方が用意してくれた香を使わせていただくので、その香料であると考えられた。それゆえ、沖縄の一部では、現在でも香典を供えてはいけないとされている。香典袋の表書きは、四十九日以前は「御霊前」、それ以後は「御仏前」とするとされているが、「霊」というのは仏教では祟りをする霊魂のことであって、よくない呼び方である。よって、仏式ではすべて「御仏前」にしたほうがよい。神式は「御神前」、キリスト教式では「御花料」とする。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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葬儀辞典の解説

香典

死者の霊に供える香の代わりの金銭という意味。故人に供物を捧げる、喪家の金銭的負担を軽くするという意味がこめられています。表書きは、葬儀の形式によって異なります。薄墨で書きます。(筆ペンの薄墨タイプも販売されています。)祝儀ではないので、新札は入れません。新札を使用する場合は、折り目を入れたものを使用してください。●表書き氏名を書きます。連名の場合は、目上の人の氏名を右端より順に記します。会社・団体の場合は、会社名・氏名を記します。また、代表者の役職・氏名や部書名を記したり『○○課  有志』とする場合もあります。仕事関係の場合は、名刺を添えることもあります。■仏式/「御香典」あるいは「御香料」とします。黒白・銀白・銀一色の水引を用います。■神道/「御玉串料」「御榊料」あるいは「御神饌料」とします。黒白・黒銀・銀一色・白一色の水引を用います。■キリスト教/「御ミサ料」(カトリック)、「御花料」(プロテスタント)とします。不祝儀袋を使用する場合は、黒白・銀白・銀一色の水引を用います。●裏書き左下に金額を漢字で記します。住所・氏名を併記する場合もあります。内袋のある香典袋の場合は、表に金額、裏に住所・氏名を記します。●金額金額は、故人との関係・弔問する人の社会的地位などによって異なります。下記は、一つの目安としてお考えください。■祖父母/10,000〜20,000円■両親/100,000円■兄弟・姉妹/30,000〜50,000円■おじ・おば/10,000円■その他親類/10,000円■上司/5,000〜10,000円■同僚/5,000円■部下/5,000円■取引先関係/10,000円■友人・知人/5,000〜10,000円■隣近所/5,000円●供え方持参するときは香典袋のままではなく、弔辞用のふくさや小ふろしきなどに包んでいきましょう。

出典|葬儀ベストネット
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

香典
こうでん

人の死に際して葬家に贈る金品。香奠とも書く。普通、出棺日か通夜のときに持参する。近親者の贈るものと、近隣組内の人々の贈るものとがある。現在は香典袋に紙幣を入れて渡すのが一般であるが、金銭のほかに米、強飯(こわめし)、野菜、ろうそく、線香などを添える所もあり、金銭経済の発達する前は、飲食物だけを贈るものであった。近親の香典は死者とともに共同飲食するのが元の趣旨で、葬式が華やかなものになるにつれて、葬費を分担する意味をもつようになった。近隣組内からの香典は村落共同体の相互扶助的なもので、主として自分の食べ料を持ち寄った。香典はすべて香典帳に記録しておき、相互に義理を欠かさないようにする。香典の受付係を帳場という。本来、香典はお返しを期待しないものであったが、告別式に参列するだけで帰る人もあり、他の贈答の影響を受けて香典返しをする人が多くなった。四十九日前後に半額相当の物品を送るとか、葬儀の日に手渡す略式ですませたり、施設などに寄付する例もある。[井之口章次]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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