小松理平(読み)コマツ リヘイ

20世紀日本人名事典 「小松理平」の解説

小松 理平
コマツ リヘイ

大正・昭和期の新聞記者



生年
明治23(1890)年

没年
昭和4(1929)年11月

出生地
山形県西置賜郡豊原村

学歴〔年〕
早稲田大学卒

経歴
明治38年東京に出て、苦学して大学を卒業し東京弁護士会事務所に入って雑誌法治国」の編集をした後、満州(中国東北部)に渡り奉天新聞編集長となる。中国問題に興味を抱き、大正14年郭松齢の反乱に加わった殷汝耕・斉世英ら7名が新民屯日本領事館へ亡命に来たのを助け、以降、中国国民党に助力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小松理平」の解説

小松理平 こまつ-りへい

1890-1929 大正-昭和時代前期の新聞記者。
明治23年生まれ。東京で雑誌の編集をしたのち満州(中国東北部)にわたり,奉天新聞編集長となる。大正14年郭松齢(かく-しょうれい)の反乱にくわわった殷汝耕(いん-じょこう)らをたすけ,以降,中国国民党に助力した。昭和4年11月死去。40歳。山形県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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