デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林喜作」の解説 小林喜作 こばやし-きさく 1875-1923 明治-大正時代の猟師,山案内人。明治8年生まれ。大正7年から11年にかけて,北アルプス大天井(おてんしょう)岳から東鎌尾根をへて槍ケ岳にいたる喜作新道(アルプス銀座)を独力でひらいた。大正12年4月5日鹿島槍ケ岳で雪崩(なだれ)のために死去。49歳。長野県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の小林喜作の言及 【大天井岳】より …北アルプス表銀座縦走路の中間点に位置し,また常念岳方面への縦走路の分岐点にもあたり,毎夏の登山者が多い。南の赤岩岳を経て槍ヶ岳へ至る尾根道は,1923年穂高町牧の名ガイド小林喜作によって開かれ,喜作新道と呼ばれている。【伊藤 真人】。… ※「小林喜作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by