小林重四郎(読み)コバヤシ ジュウシロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「小林重四郎」の解説

小林 重四郎
コバヤシ ジュウシロウ


職業
俳優

本名
小林 義雄

生年月日
明治44年 3月8日

出身地
神奈川県 横須賀市汐入町

学歴
日本映画俳優学校〔大正15年〕卒

経歴
大正15年宝塚国民座に入り、「砂絵呪縛」で初舞台。昭和4年日活太秦撮影所時代劇技芸部に入り、「雲井竜雄」で映画デビューし、のち松竹下加茂に転じたが、10年再び日活へ。「国定忠治」で劇中歌を歌って評判を得、レコードを発売、歌う映画スターのはしりとなる。13年一座を結成して実演に転じ、またテイチクレコード専属歌手としても人気を得る。24年に映画界に復帰し、その後はテレビにも多く出演し、ミヤコ蝶々や吉幾三の舞台にも出演。著書に「女酒ぐれ泥役者」。

受賞
東京日日新聞社映画コンクール一等賞(第1回)「風流深川唄

没年月日
平成8年 6月6日 (1996年)

伝記
脇役本―ふるほんに読むバイプレーヤーたち 濱田 研吾 著(発行元 右文書院 ’05発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「小林重四郎」の解説

小林 重四郎
コバヤシ ジュウシロウ

昭和期の俳優



生年
明治44(1911)年3月8日

没年
平成8(1996)年6月6日

出身地
神奈川県横須賀市汐入町

本名
小林 義雄

学歴〔年〕
日本映画俳優学校〔大正15年〕卒

主な受賞名〔年〕
東京日日新聞社映画コンクール一等賞(第1回)「風流深川唄」

経歴
大正15年宝塚国民座に入り、「砂絵呪縛」で初舞台。昭和4年日活太秦撮影所時代劇技芸部に入り、「雲井竜雄」で映画デビューし、のち松竹下加茂に転じたが、10年再び日活へ。「国定忠治」で劇中歌を歌って評判を得、レコードを発売、歌う映画スターのはしりとなる。13年一座を結成して実演に転じ、またテイチクレコード専属歌手としても人気を得る。24年に映画界に復帰し、その後はテレビにも多く出演。現在はミヤコ蝶々や吉幾三の舞台に出演。著書に「女酒ぐれ泥役者」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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