小橋寺町(読み)おばせてらまち

日本歴史地名大系 「小橋寺町」の解説

小橋寺町
おばせてらまち

[現在地名]天王寺区餌差えさし

真田さなだ山の東南東高津ひがしこうづ村餌差町の東端南北に連なる寺院街区。浄土宗一一寺・真言宗一寺で構成される。浄土宗では宝国ほうこく寺が文禄三年(一五九四)最勝さいしよう寺・大応だいおう寺・心眼しんがん寺が文禄年中の開基で、文禄年中に寺町が形成された。そして慶長年中(一五九六―一六一五)伝長でんちよう寺・本覚ほんがく寺・西念さいねん寺・両岩りようがん寺・大円だいえん寺・慶伝けいでん寺・成道じようどう寺が成立(蓮門精舎旧詞)、寺町街区が完成した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む