小檀(読み)コマユミ

デジタル大辞泉 「小檀」の意味・読み・例文・類語

こ‐まゆみ【小×檀/小真弓】

ニシキギの一品種。枝に翼が出ないもの。

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精選版 日本国語大辞典 「小檀」の意味・読み・例文・類語

こ‐まゆみ【小檀・小真弓】

  1. 〘 名詞 〙 ニシキギ科の落葉小低木。ニシキギと同じ種類で、枝にコルク質の翼がない品種。各地の山地に生える。幹は高さ約三メートル。葉は、楕円形で先はとがり、縁に細かい鋸歯があり、対生する。初夏、葉腋ごとに小さな黄緑色の四弁花を数個つける。果実暗紫色に熟し、赤色種子を出す。材は細工用。樹皮は紙の原料にする。〔書言字考節用集(1717)〕

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