デジタル大辞泉 「錦木」の意味・読み・例文・類語
にしき‐ぎ【錦木】
2 5色に彩った約30センチくらいの木。昔、奥州で、男が恋する女に会おうとするとき、女の家の前にこれを立て、女に迎え入れる心があれば取り入れ、取り入れなければ、男はさらに繰り返し、千本を限度として通ったという。
「思ひかね今日立て初むる―の千束も待たであふよしもがな」〈詞花・恋上〉
[補説]書名別項。→錦木
平安後期から中世にかけて、[ 一 ]②の意味で、好んで和歌に詠まれた。文を付けて贈る習慣があり、「錦木にかきそへてこそ言の葉も思ひ染めつる色は見ゆらめ〈顕昭〉」〔六百番歌合‐恋一・五番〕のような歌も残っている。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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