デジタル大辞泉 「小止む」の意味・読み・例文・類語 お‐や・む〔を‐〕【小▽止む】 [動マ四]1 少しの間やむ。「雷かみ鳴りやみ、雨すこし―・みぬる程に」〈源・賢木〉2 とぎれる。中断する。「講師はあきれつつ、―・みがちなり」〈栄花・玉の飾り〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「小止む」の意味・読み・例文・類語 お‐や・むを‥【小止】 〘 自動詞 マ行四段活用 〙① (雨、雪などが)少しの間、やむ。とだえる。[初出の実例]「神鳴りやみ、雨少しをやみぬる程に、大臣渡り給ひて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)賢木)② ときどきとまる。中止する。[初出の実例]「女房など、『あな、かたはらいた』と思ふまで泣けば、講師はあきれつつおやみがちなり」(出典:栄花物語(1028‐92頃)玉の飾) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例