小沢市平(読み)オザワ イッペイ

20世紀日本人名事典 「小沢市平」の解説

小沢 市平
オザワ イッペイ

昭和期の行政家 小河内村(東京都)村長



生年
慶応2年1月14日(1866年)

没年
昭和25(1950)年3月28日

出生地
東京都西多摩郡小河内村

経歴
昭和3年から東京都小河内村村長を務め、11年小河内ダム建設により家が水没する住民の補償問題に尽力。小河内ダム建設を取り上げた石川達三小説日蔭の村」に登場する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小沢市平」の解説

小沢市平 おざわ-いっぺい

1866-1950 昭和時代の村長。
慶応2年1月14日生まれ。昭和3年から通算約16年間にわたり生地東京都西多摩郡小河内(おごうち)村の村長をつとめ,11年着工の小河内ダム建設によって水没する民家の補償問題解決につくした。その姿は石川達三の小説「日蔭の村」にえがかれている。昭和25年3月28日死去。84歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む