小浦郷(読み)こうらごう

日本歴史地名大系 「小浦郷」の解説

小浦郷
こうらごう

現子浦(こうら)を遺称地とする中世の郷。子浦とも記す。市之瀬(いちのせ)の高根(たかね)神社所蔵の大永六年(一五二六)一二月三日の棟札には「仁科庄小浦郷内一瀬村」とみえ、青野(あおの)川流域の現市之瀬をも含む地域であった。天文二〇年(一五五一)八月二六日北条氏は清水康英が借銭返済のため瑞泉庵に「小浦村」と宇土金(うどがね)郷(現下田市)を六三五貫文で売却することを認め、小浦村の所務は二〇貫文であり、一〇年後に本銭一五〇貫文で請返しができることとした(「清水康英判物写」新井氏所蔵文書など)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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