小熊つね子(読み)オグマ ツネコ

20世紀日本人名事典 「小熊つね子」の解説

小熊 つね子
オグマ ツネコ

大正・昭和期の女性 詩人小熊秀雄の妻。



生年
明治37(1904)年

没年
昭和57(1982)年1月31日

出身地
山口県

経歴
昭和10年前後に反戦的な詩などを作った小熊秀雄と結婚。小熊が15年に結核のため39歳で亡くなった後は小熊の未発表作品を保存し続けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小熊つね子」の解説

小熊つね子 おぐま-つねこ

1904-1982 大正-昭和時代,小熊秀雄の妻。
明治37年生まれ。大正14年「旭川新聞」記者の秀雄と結婚,翌年長男焔を生む。昭和3年夫と上京,貧窮の中で詩作にはげむ夫をささえた。15年夫と死別。「小熊秀雄全集」の刊行にあたり,保存していた未発表の作品多数を提供した。昭和57年1月31日死去。78歳。山口県出身。旧姓は崎本。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android