小田倉村(読み)おだくらむら

日本歴史地名大系 「小田倉村」の解説

小田倉村
おだくらむら

[現在地名]西郷村小田倉・真船まぶね

東流するほり川南岸に位置し、東は小田倉新田村、北は熊倉くまぐら村、西は赤面あかづら山に続く山地である。南五町四三間に端村上黒川かみくろかわ村がある。永禄(一五五八―七〇)頃の開発と伝え(白河風土記)黒川開発由緒(西郷村史資料集)に「永禄三庚申三月十六日、小田ノ原に陣あり、小田合戦と申候、其節之死失人埋念仏供養塚于今墓所有之候、原の名に因り村名を小田倉と名乗る」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android