小田新田村(読み)おだしんでんむら

日本歴史地名大系 「小田新田村」の解説

小田新田村
おだしんでんむら

[現在地名]西郷村小田倉おだくら

ほり川と谷津田やんた川の流域にあり、西は小田倉新田村、北はよね村。小田倉新田村を上新田、当村を下新田ともよぶ。東は白河城下に接している。白河藩領から寛保元年(一七四一)越後高田藩領、文政三年(一八二〇)以後幕府領。白河古領村郷高帳に小田新田とあり、寛保二年の高一五八石余。助郷は奥州道中白坂しらさか宿(現白河市)に出役し、元治元年(一八六四)一一月・一二月に出役した人夫一四、馬九で、小田倉新田村の人夫五七、馬三八と比べると極端に少ない(西郷村史)。文政八年(一八二五)の人数八三(「人数調」福島県史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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