デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小田幾五郎」の解説 小田幾五郎 おだ-いくごろう 1755-1832 江戸時代中期-後期の通詞。宝暦5年生まれ。12歳のころ朝鮮にわたり釜山の草梁和(倭)館で朝鮮語を習得し,対馬(つしま)(長崎県)府中藩通詞となる。長崎勤番御雇通詞,本通詞をへて寛政7年大通詞となった。晩年まで朝鮮研究につとめた。天保(てんぽう)3年死去。78歳。幼名は五郎八。著作に「象胥(しょうしょ)紀聞」「草梁話集」「朝鮮詞書」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by