小町針(読み)こまちばり

精選版 日本国語大辞典 「小町針」の意味・読み・例文・類語

こまち‐ばり【小町針】

〘名〙 (小野小町女性として性的な障害があったという俗説から) 糸を通す穴のない針。めどのない針。まちばり。
※雑俳・柳多留‐一四〇(1835)「浮草の身は種とする小町針」

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デジタル大辞泉 「小町針」の意味・読み・例文・類語

こまち‐ばり【小町針】

裁縫で用いる、糸を通す穴のない針。待ち針。

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