浮草(読み)ウキクサ

デジタル大辞泉 「浮草」の意味・読み・例文・類語

うき‐くさ【浮(き)草/浮き×萍/×萍】

サトイモ科多年草水田池沼に浮遊し、茎は扁平な葉状で、長さ5~6ミリ。表面緑色裏面紫色で細い根を下に垂れる。3、4個集まって浮かび、葉の裏面に白い花をつけることがある。ねなしぐさ。かがみぐさ。なきものぐさ。 夏》「―や蜘蛛くも渡りゐて水平ら/鬼城
不安定で落ち着かない生活のたとえ。「―の日々」
[類語]草本千草春草若草夏草秋草冬草枯れ草干し草蔓草水草牧草薬草ハーブ野草庭草雑草下草下生え山草

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デジタル大辞泉プラス 「浮草」の解説

浮草

1959年公開の日本映画監督脚本小津安二郎、脚本:野田高梧撮影宮川一夫出演中村鴈治郎京マチ子若尾文子浦辺粂子、三井弘次、潮万太郎ほか。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「浮草」の解説

浮草 (ウキクサ)

学名Spirodela polyrhiza
植物ウキクサ科の浮漂性多年草,薬用植物

浮草 (ウキクサ)

植物。デンジソウ科の浮葉性・抽水性多年草,園芸植物。デンジソウの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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