日本歴史地名大系 「小石川御笥下町」の解説 小石川御笥下町こいしかわおたんすしもまち 東京都:文京区旧小石川区地区小石川御笥下町[現在地名]文京区小日向(こびなた)四丁目伝通(でんづう)院前から大塚方面に抜ける通り(現春日通)に沿って割られた先手組屋敷(通称同心町)南側の北西に位置する拝領町屋。この通りの南側を占める片側町で、通りを隔てて北東は武家地、南は弓矢槍同心衆組屋敷、西は徳雲(とくうん)寺境内・小日向清水谷(こびなたしみずだに)町。古くは小石川村幕府領のうち。寛永四年(一六二七)に弓矢奉行比企次左衛門組同心一〇人の拝領地となり、同九年に町家作を許された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by