小石川指ヶ谷町正福院門前(読み)こいしかわさすがやちようしようふくいんもんぜん

日本歴史地名大系 の解説

小石川指ヶ谷町正福院門前
こいしかわさすがやちようしようふくいんもんぜん

[現在地名]文京区白山はくさん五丁目

小石川指ヶ谷町一丁目のうち、西の町屋に北接する正福院境内の東側に成立した門前町屋。通りを隔てて東は高家畠山氏の下屋敷、北は細井戸氏の屋敷。当地はかつては小石川村伝通でんづう院領百姓地であったが、正福院(寺伝では寛文一一年の起立)の境内地となり、のち町屋を許され、延享二年(一七四五)町奉行支配となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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