新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「小笠原三九郎」の解説
小笠原 三九郎
オガサワラ サンクロウ
- 肩書
- 衆院議員,農相,蔵相,通産相
- 生年月日
- 明治18年4月5日
- 出生地
- 愛知県
- 学歴
- 東京帝大法科大学独法科〔明治44年〕卒
- 経歴
- 台湾銀行に入り支店支配人、華南銀行専務、スマトラ拓殖、鋼管鉱業、昭南鉱業各役員などを歴任、昭和7年愛知県から衆議院議員に当選して以来当選6回。大蔵政務次官などを経て、20年幣原喜重郎内閣の商工相、27年第4次吉田茂内閣の農相、同年通産相兼経済審議庁長官、28年通産相、同年5月第5次吉田内閣の蔵相となった。また南方農林協会、日本貿易振興会各会長、太平洋海運社長、会長、相談役となり、極洋補鯨社長、相談役も務めた。著書に「日本の財政―現状と将来」「金買入法と金の諸問題」などがある。
- 受賞
- 西尾市名誉市民 勲一等瑞宝章〔昭和39年〕
- 没年月日
- 昭和42年12月13日
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報