…一方,地理局は,その後観象編暦事務,地誌編纂および地図調製を文部省に移管し,気象業務を中央気象台として独立させて,91年8月には廃止となった。 陸地測量部における全国の基本図作成事業は,初代部長小菅知淵の指導の下で,当初全国を2万分の1地形図で,また要塞地域や都市地域を5000分の1ないし1万分の1地形図で覆う方針で開始されたが,経費や所要年月の関係から,1890年,基本図の縮尺を5万分の1と改め,95年ころから本格的に事業を進め,1924年に全国約37万7000km2の測量を完了している。この間2万5000分の1地形図(1910年ころ開始),1万分の1地形図(1892年ころ開始)などの測量も,一部主要地域について作成されたが,あまり進展することなく,陸地測量部の事業は外地の5万分の1測量などに重点が置かれた。…
※「小菅知淵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新