小蔓(読み)コヅル

デジタル大辞泉 「小蔓」の意味・読み・例文・類語

こ‐づる【小×蔓/小釣】

小さな蔓草模様を織り出した金襴きんらん初め中国から輸入したが、のちには京都西陣で織るようになった。
「時代わたりの柿地の―」〈浮・永代蔵・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小蔓」の意味・読み・例文・類語

こ‐つづら【小蔓】

〘名〙 つるくさ。あおつづらの類。
神楽歌(9C後)早歌「〈本〉深山(みやま)の古津々良(コツヅラ)、〈末〉繰れ繰れ古津々良(コツヅラ)

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