小谷野村(読み)こやのむら

日本歴史地名大系 「小谷野村」の解説

小谷野村
こやのむら

[現在地名]葛飾区堀切ほりきり二丁目・同四―五丁目など

小菅こすげ村の南に位置し、東は堀切村、南は隅田村(現墨田区)・足立郡千住宿(現足立区)、西は千住宿と古綾瀬ふるあやせ川を限り柳原やなぎはら(現同上)。田園簿に小谷野柳原村みえ、田二二四石余・畑七三石余。柳原村と合せて高付けされている。その後村切りがあり、元禄郷帳には小谷野村が載る。高一九〇石余。「風土記稿」によれば分村は元禄一〇年(一六九七)検地の頃という。家数二〇。新義真言宗宝性ほうしよう(現真言宗智山派)は元亀元年(一五七〇)亮歓の草創という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android