小釣(読み)こづり

精選版 日本国語大辞典 「小釣」の意味・読み・例文・類語

こ‐づり【小釣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小さい魚を釣ること。また、その釣り。小物釣り。
    1. [初出の実例]「小釣は場所折々手早く替べし」(出典:随筆・釣客伝(1846か)上)
  3. わけまえ。わりまえ。客を娼家へ案内した茶屋が受けとるわりまえをいうことが多い。
    1. [初出の実例]「剛気に藤屋を勤めるが、小釣(コツ)りが余計出ると見えるな」(出典歌舞伎・蝶々孖梅菊(1828)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android