小釣(読み)こづり

精選版 日本国語大辞典 「小釣」の意味・読み・例文・類語

こ‐づり【小釣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小さい魚を釣ること。また、その釣り。小物釣り。
    1. [初出の実例]「小釣は場所折々手早く替べし」(出典:随筆・釣客伝(1846か)上)
  3. わけまえ。わりまえ。客を娼家へ案内した茶屋が受けとるわりまえをいうことが多い。
    1. [初出の実例]「剛気に藤屋を勤めるが、小釣(コツ)りが余計出ると見えるな」(出典歌舞伎・蝶々孖梅菊(1828)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android