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小銅鐸 しょうどうたく

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうどうたく【小銅鐸】

弥生時代の銅鐸を小さくした形状の青銅製品。性質の異なるさまざまなものが,この名で呼ばれている。朝鮮半島で作られた朝鮮式小銅鐸は,高さ十数cmを普通とし,鰭(ひれ)は未発達で,身に文様がない。吊手(鈕(ちゆう))が磨滅し,使用の激しさを示す例も多い。これら朝鮮式小銅鐸は,日本の銅鐸の祖形か,あるいは共通の祖形から両者が生まれたのか,という密接な関係にある。一方,日本の小銅鐸と称されるものには,銅鐸自身の小型品(小型銅鐸)と,銅鐸を模倣したものの両者が存在するほか,銅鐸誕生前にその先駆的なものとして作られた銅鐸試作品が含まれる可能性があり,さらに,朝鮮式小銅鐸の模倣品もあるかもしれない。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の小銅鐸の言及

【銅鐸】より

…大陸では家畜の頸(くび)に鈴を下げることは一般的であった。漢の馬鈴は朝鮮半島から日本の九州に及び,朝鮮半島独自の鈴,朝鮮式小銅鐸も九州に達している。しかし稲作伝来に際して,牛,豚,羊,ヤギ,馬などの家畜は日本に渡ってこなかったため,鈴は日本では祭りのカネとして発達し,大型化・装飾化して〈見る銅鐸〉に化した。…

※「小銅鐸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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