少弐さん(読み)しよういんさん

日本歴史地名大系 「少弐さん」の解説

少弐さん
しよういんさん

[現在地名]多久市北多久町小侍字土橋

北多久きたたく町大字小侍の原巻こざむらいのはばら(腹巻)坂の北方山林(道路から一〇〇メートルほど北に登った所)に、少弐さんとよばれる小さな祠がある。現在脚気の神として信心を集めており、毎月信者の集りがある。八月一八日が本祭で、盆踊があり、御詠歌が上げられる。

「小城郡村誌」「肥前国誌」などによると、この少弐さんは「大宰少弐之墓」となっており、「丹邱邑誌」によれば、

<資料は省略されています>

とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android