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盆踊 ぼんおどり

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

盆踊
ぼんおどり

盂蘭盆 (うらぼん) に踊られる群舞。死者の霊を供養するための踊りで,もとは念仏で囃された念仏踊が中心であったが,室町時代以降,流行の伊勢踊,小町踊などの風流系の小歌踊などを取入れて多彩となり,娯楽性が強くなった。

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デジタル大辞泉の解説

ぼん‐おどり〔‐をどり〕【盆踊(り)】

盂蘭盆(うらぼん)のころに老若男女が広場などに集まっておどる踊り。本来は盆に迎えた精霊(しょうりょう)送り返す行事といわれる。 秋》「太鼓だけ少し下卑たり―/一茶

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百科事典マイペディアの解説

盆踊【ぼんおどり】

盂蘭盆(うらぼん)の7月15日を中心に,老若男女が大勢参加して,広場や道路でおどる踊り。盆に訪れてくる精霊を迎えて慰め,送る風習(神送り)に発した踊りと考えられている。
→関連項目阿波踊

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世界大百科事典 第2版の解説

ぼんおどり【盆踊】

盂蘭盆会(うらぼんえ)を中心とした時期に,老若男女によって屋外で踊られる踊り。年に一度死者の霊がこの世に戻り,供養を受けるという盂蘭盆会にともなう民俗行事として発展したが,近年は宗教的意味が薄れ,誰でもが参加できる共同体の娯楽行事として行われる面が強い。
[歴史]
 死者供養としての念仏踊(踊念仏)は,空也(くうや),一遍(いつぺん)などを祖とする念仏聖によって早くから行われていたが,共同体が自分たちの手で先祖供養のために踊りを行ったのは,中世後期以降と考えられる。

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世界大百科事典内の盆踊の言及

【盂蘭盆会】より

…檀那寺から僧侶が各戸に出向き,精霊棚に読経するが,これを棚経といい,江戸時代から盛んとなった。また盆の期間に,精霊を供養するために盆踊が行われるが,位牌を背負って踊る土地も今に残っている。檀那寺の住職が踊りはじめることで盆踊が行われているところもある。…

【七夕踊】より

…江戸時代初期から享保期(1716‐36)にかけて,京都で少女が小町踊を七夕に踊るのが流行した。現在残っているもののうち島根県大原郡木次町の七夕踊は〈盆踊〉ともいい,《七夕踊》《山くづし》《関の五本松》の3曲からなる。鹿児島県日置郡市来(いちき)町の〈市来の七夕踊〉は,七夕に行われる風流(ふりゆう)で,鹿,虎,牛,鶴の大張子の作り物,琉球王行列,大名行列,薙刀(なぎなた)踊の行列物と,七夕踊の中心をなす太鼓踊からなる。…

【風流】より

…室町時代後期の風流踊を支えた層と,当時の能・狂言を享受した層とは共通で,風流踊の趣向には能の曲が転用され,その入破(いりは)(キリ)が踊りの中で演じられたことも多い。
[民俗芸能の風流]
 京都の祇園会の山鉾,日立市神峰神社の〈日立の風流物〉に代表される作り物の風流はもとより,風流踊の系譜を引く太鼓踊・羯鼓踊(かつこおどり)・花踊・雨乞踊,囃子物の伝統である鷺舞などの動物仮装風流,胸に羯鼓をつけた一人立ちの獅子舞鹿踊(ししおどり)をはじめ,念仏踊(踊念仏)や盆踊など,全国の民俗芸能には風流の精神を受け継いだ芸能が多い。民俗芸能を分類する場合,それらを一括して〈風流系芸能〉と称するが,その芸態は一様ではない。…

【民俗芸能】より

…長年全国を踏査して多くの研究成果をあげた本田安次(1906‐ )は,これを整理して次のような種目分類を行った。 (1)神楽 (a)巫女(みこ)神楽,(b)出雲流神楽,(c)伊勢流神楽,(d)獅子神楽(山伏神楽番楽(ばんがく),太神楽(だいかぐら)),(2)田楽 (a)予祝の田遊(田植踊),(b)御田植神事(田舞・田楽躍),(3)風流(ふりゆう) (a)念仏踊(踊念仏),(b)盆踊,(c)太鼓踊,(d)羯鼓(かつこ)獅子舞,(e)小歌踊,(f)綾踊,(g)つくりもの風流,(h)仮装風流,(i)練り風流,(4)祝福芸 (a)来訪神,(b)千秋万歳(せんずまんざい),(c)語り物(幸若舞(こうわかまい)・題目立(だいもくたて)),(5)外来脈 (a)伎楽・獅子舞,(b)舞楽,(c)延年,(d)二十五菩薩来迎会,(e)鬼舞・仏舞,(f)散楽(さんがく)(猿楽),(g)能・狂言,(h)人形芝居,(i)歌舞伎(《図録日本の芸能》所収)。 以上,日本の民俗芸能を網羅・通観しての適切な分類だが,ここではこれを基本に踏まえながら,多少の整理を加えつつ歴史的な解説を行ってみる。…

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