尖山(読み)とんがりやま

日本歴史地名大系 「尖山」の解説

尖山
とんがりやま

立山町の南部、横江よこえの東背後にある標高五五九・四メートルの旧火山。ピラミッド状の急峻な奇峰で、正称は布倉ぬのくら岳であるが、俗称の尖山が一般化した。「越中志徴」は「俗に伝ふ、昔山姥住し処也、或は仙境也と云」と記載。「肯泉達録」が伝える姉倉比売神話では、布倉岳の布倉媛が姉倉比売に加勢して能登の神々と戦ったとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む