尚詮(読み)ショウ セン

20世紀日本人名事典 「尚詮」の解説

尚 詮
ショウ セン

昭和期の実業家 元・琉球新報取締役;沖縄県中小企業団体中央会長。



生年
大正15(1926)年12月23日

没年
平成2(1990)年8月31日

出身地
沖縄県那覇市首里桃原

学歴〔年〕
宇都宮大学農学部〔昭和33年〕卒

主な受賞名〔年〕
郵政大臣表彰〔昭和52年 58年〕,沖縄県知事表彰〔昭和57年〕,建設大臣表彰〔昭和57年〕,黄綬褒章〔昭和59年〕

経歴
最後の琉球王・尚泰の四男で、貴院議員を務めた尚順の六男。父の残した桃原農園経営する傍ら、沖縄県内の中小企業の育成に努めた。琉球新報取締役、沖縄県中小企業団体中央会長、沖縄県林政審議会会長などを歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尚詮」の解説

尚詮 しょう-せん

1926-1990 昭和時代後期の実業家。
大正15年12月23日生まれ。父尚順のはじめた沖縄県の桃原(とうばる)農園を経営,園芸農業を推進するかたわら,県内中小企業の育成にあたり,県森林審議会会長などをつとめる。全国植樹祭の沖縄誘致につくした。平成2年8月31日死去。63歳。沖縄県出身。宇都宮大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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