就職氷河期世代(読み)しゅうしょくひょうがきせだい

共同通信ニュース用語解説 「就職氷河期世代」の解説

就職氷河期世代

バブルが崩壊し、就職難となった1990年代半ばごろから約10年間の「就職氷河期」に大学などを卒業し、現在30代半ばから50代前半となった世代とされる。不況となって企業が新卒採用を大幅に絞り込み、非正規雇用で働かざるを得ない人が続出した。十分な能力を身に付ける機会を得られず、安定した職業に就くことができない人や自信を失ってひきこもりになった人も少なくない。

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