尸盟(読み)しめい

精選版 日本国語大辞典 「尸盟」の意味・読み・例文・類語

し‐めい【尸盟】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「尸」はつかさどるの意 ) 同盟の主となること。また、その人。約束ごとの主体者。盟主。〔春秋左伝‐襄公二七年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 項目

普及版 字通 「尸盟」の読み・字形・画数・意味

【尸盟】しめい

盟誓を司る。〔左伝、襄二十七年〕秦・楚先を爭ふ。叔向~曰く、~を務めて、先を爭ふこと無(なか)れ。且つ(ちか)ふとき、小國固(もと)より必ずを尸(つかさど)るり。~乃ち楚人を先とす。

字通「尸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android