コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

尺振八 せき しんぱち

2件 の用語解説(尺振八の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

尺振八 せき-しんぱち

1839-1886 幕末-明治時代の英学者。
天保(てんぽう)10年生まれ。中浜万次郎,西吉十郎らに英語をまなぶ。文久元年幕府の外国方通弁となり,遣欧使節にしたがう。明治3年東京に共立学舎を創設。5年大蔵省翻訳局長,8年退官後は教育に専念した。明治19年11月28日死去。48歳。江戸出身。本姓は鈴木。訳書にスペンサーの「斯氏(スし)教育論」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

尺振八

没年:明治19.11.28(1886)
生年:天保10(1839)
幕末明治の英学者。江戸佐久間町(神田)生まれ。父は下総高岡藩医鈴木伯寿だが,尺氏の嗣となる。中浜万次郎に英語を学んだ。幕府の米,仏への遣外使節にも同行。明治政府時代には大蔵省翻訳局に出仕したが,明治8(1875)年に職を辞し,同3年東京本所に彼が創立していた英語塾共立学舎での教育に専念した。容貌清楚,音吐低静の美丈夫で義侠心に富んでいたという。島田三郎,田口卯吉門下生。結核だったので遺品一切を焼却せよと遺言,Rまで進んでいた英語辞書の原稿も消滅した。須藤時一郎と共著の『傍訓英語韵礎』(1870)は英語発音の参考書。『斯氏教育論』(1880)は自由教育を説いたスペンサーの教育論の訳。<参考文献>清水智恵子「尺振八」(『学苑』10巻5号)

(加納孝代)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

尺振八の関連キーワード医学館佐久間佐久間ダム佐久間玄蕃文政の大火佐久間勝友佐久間勝豊佐久間種佐久間安次(1)佐久間安長

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone