尺蠖の屈めるは伸びんがため(読み)シャッカクノカガメルハノビンガタメ

デジタル大辞泉 の解説

尺蠖しゃっかくかがめるはびんがため

《「易経」繋辞下から。尺蠖シャクトリムシ別名将来成功のために一時不遇に耐えることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

しゃっかく【尺蠖】 の 屈(かが)めるは伸(の)びんがため

  1. せっかく(尺蠖)の屈するは伸びんがため
    1. [初出の実例]「尺蠖之屈以求信也(シャククヮクノクッスルコトハモッテノビンコトヲモトムトナリ)周易〕」(出典:文明本節用集(室町中))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android