尻別村(読み)しりべつむら

日本歴史地名大系 「尻別村」の解説

尻別村
しりべつむら

[現在地名]磯谷いそや郡蘭越町港町みなとまち・蘭越町・昆布町こんぶまち・字川上かわかみなど

明治三年(一八七〇)から同三二年まで存続した磯谷郡内の村。現蘭越町の全域一帯は明治二年八月の国郡画定により磯谷郡に所属。同三年の「北行日記」に「後別ヨリ舟ニテ行、十丁斗右ノ方永住家一軒」「後別川口ヘ就ク網引最中ナリ今日ハ余程ノ猟ニテ惣斗六十束」とある(同年九月二八日条)。同三年シリベツ、ハヤウメ、「シヤウツカワ」の三字を合せて尻別村を設置したという(状況報文)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む