日本歴史地名大系 「磯谷」の解説
磯谷
いそや
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…年間の半分近くが風速10m以上の風が吹く強風の地で,とくに5月から8月にかけて吹く南南東の風は寿都のだし風と呼ばれている。《江差追分》で,女性を〈せめて歌棄(うたすつ)磯谷(いそや)まで〉連れて行きたいと歌われた歌棄,磯谷は町内の地名であるが,この女人禁制も1856年(安政3)ころに解かれた。【奥平 忠志】。…
…現在も就業人口の約60%(1990)が漁業に従事し,漁獲物の半分近くを占めるコンブをはじめ,サケ,イワシ,サバなどを産し,近年はコンブの養殖も行われる。町域の一部は恵山(えさん)道立自然公園に含まれ,絶壁とハイマツの緑が美しい木直(きなおし)海岸,古部の滝,川汲温泉(単純泉,45~50℃),磯谷(いそや)温泉(含食塩ボウ硝泉,68~70℃)などがある。また函館平野や内浦湾を望む川汲峠付近には箱館戦争の川汲台場砲塁の跡がある。…
※「磯谷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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