デジタル大辞泉 「尻払ひ」の意味・読み・例文・類語 しっ‐ぱらい〔‐ぱらひ〕【▽尻払ひ/▽後払ひ】 《「しりはらい」の音変化》退却のとき、最後尾で敵を防ぐこと。また、その部隊。しんがり。あとおさえ。「仰せに従ひ立ち退き申さん、御―願ひあぐる」〈浄・忠臣蔵〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「尻払ひ」の意味・読み・例文・類語 しっ‐ぱらい‥ぱらひ【尻払・後払】 〘 名詞 〙 ( 「しりはらい」の変化した語 ) 退却などの時、軍の最後列に位置して敵を防ぐこと。また、その部隊。また転じて、位置、序列などの最後のもの。しんがり。しずはらい。[初出の実例]「殿はしっはらい也」(出典:応永本論語抄(1420)雍也第六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例