デジタル大辞泉 「尽きす」の意味・読み・例文・類語 つき・す【尽きす】 [動サ変]《動詞「つ(尽)く」の連用形+動詞「す」から》尽きる。なくなってしまう。ふつう、打消しの形で用いる。→尽きせぬ「なほ―・せずあてになまめかしうおはします」〈源・藤裏葉〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「尽きす」の意味・読み・例文・類語 つき‐・す【尽】 〘 自動詞 サ行変 〙 ( 動詞「つきる(尽)」の連用形にサ変動詞「す」の付いてできたもの。「つきる(尽)」を強めた言い方で、打消の語を伴って用いる ) 長く続いて、尽きる。ありつづけて、なくなる。→つきせず・つきせぬ。[初出の実例]「月をへてわが思ふ妹にあへる夜はこのなぬかびのつきせざるかも」(出典:赤人集(11C初か))「年ごろの御物語は、こよひにつきすべくもあらねば」(出典:浜松中納言物語(11C中)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例