尾花摺(読み)おばなずり

精選版 日本国語大辞典 「尾花摺」の意味・読み・例文・類語

おばな‐ずりをばな‥【尾花摺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 野を歩く時など、尾花衣服などが摺(す)れること。
    1. [初出の実例]「朝露に野辺の草原わけ行けばお花すりして玉裳そぼちぬ〈源仲正〉」(出典:丹後守為忠百首(1134頃か)秋)
  3. 布や紙などに、尾花の模様を摺りつけること。また、そのもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む