中国内蒙古自治区のエチナ川東方の地名。漢代には,匈奴(きょうど)に対する前衛基地として居延都尉府が設けられた。1930~31年および1973~74年にここから発見された木簡(もっかん)は居延漢簡と呼ばれ,漢代史研究の重要史料。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...