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酒泉 シュセン

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デジタル大辞泉の解説

しゅせん【酒泉】

中国甘粛省の商業都市。古来より西域との交通の要衝で、前漢の武帝の時、西域四郡の一つとして酒泉郡が置かれた。付近には、北魏から唐代にかけての仏教遺跡、文殊山石窟寺院がある。

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百科事典マイペディアの解説

酒泉【しゅせん】

中国,甘粛省西部の都市。別名粛州。古来河西回廊オアシス都市として著名で,東西交通の要衝をなしてきた。蘭新鉄路(蘭州〜ウルムチ)に沿い,付近は農業地帯。北西の嘉峪関(かよくかん)は長城の西端。
→関連項目玉門関

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅせん【酒泉 Jǐu quán】

中国,甘粛省北西部の都市。河西回廊地帯の要地で,北大河に沿い南に蘭新鉄道(蘭州~ウルムチ)が通っている。漢の武帝のとき前111年(元鼎6)ごろシルクロード確保のため禄福県をおき,酒泉郡(河西四郡の一つ)の中心とした。五胡十六国時代には西涼国の都となり,隋以後,酒泉郡を粛州とし,唐の初めに県名を酒泉と改めた。中華民国から県は省に直属し,現在は酒泉地区公署の所在地。南西の文殊山石窟は5世紀にさかのぼる仏教遺跡である。

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大辞林 第三版の解説

しゅせん【酒泉】

中国、甘粛省の都市。河西の要地。前漢の武帝のときシルクロード確保のため西域四郡の一つとして酒泉郡が置かれた。郊外の文殊山の石窟寺院は北魏から唐代にかけての仏教遺跡。チウチュワン。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

酒泉
しゅせん / チウチュワン

中国、甘粛(かんしゅく/カンスー)省北西部、北大河の南岸にある県。紀元前2世紀末ごろ、匈奴(きょうど)を駆逐した前漢の武帝がこの地に酒泉郡を置いたのに始まる。7世紀初頭の隋(ずい)の時代に酒泉郡は粛州と改められたが、地名の由来にもなった湧水(ゆうすい)に恵まれ、古くから河西(かせい/ホーシー)回廊の要衝であり、五胡(ごこ)十六国時代には、李(りこう)・李(りきん)の2代にわたって西涼(せいりょう)の都が置かれていた。なお、郊外南西に位置する文殊山は、古代の石窟(せっくつ)寺院の遺跡として名高い。[關尾史郎]

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