デジタル大辞泉 「居鎮まる」の意味・読み・例文・類語 い‐しずま・る〔ゐしづまる〕【居鎮まる】 [動ラ五(四)]座にすわって落ち着く。「―・って見ると隙間もる風は刃やいばのように鋭く切り込んできていた」〈有島・カインの末裔〉「講師のぼりぬれば皆―・りて」〈枕・三五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「居鎮まる」の意味・読み・例文・類語 い‐しずま・るゐしづまる【居鎮】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 座について静かになる。一定の場所におちつく。鎮座する。[初出の実例]「講師のぼりぬれば、みなゐしづまりて、そなたをのみ見る程に」(出典:枕草子(10C終)三五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例