屋入村(読み)やによむら

日本歴史地名大系 「屋入村」の解説

屋入村
やによむら

[現在地名]龍郷町屋入やにゆう

瀬花留部するぶい村の南東に位置し、集落笠利かさり湾の深い入江に南面する。名瀬なぜ間切龍郷たじご方のうちで、ヤニョという。正徳二年(一七一二)から田畑佐文仁が行った新田開発のうちに当地も含まれるという(奄美大島史)。「大島私考」には龍郷方一〇ヵ村のうちとして「屋入村」とみえ、高一〇〇石余、うち享保内検後の開地は二石余、永損地一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android