神通力(読み)ジンズウリキ

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精選版 日本国語大辞典 「神通力」の意味・読み・例文・類語

じんずう‐りきジンヅウ‥【神通力】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古く「じんずりき」、後世「じんつうりき」とも ) =じんずう(神通)
    1. [初出の実例]「かれら、しんつうりきのものなれば」(出典:御伽草子・伊吹山酒呑童子(古典文庫所収)(室町末))
    2. [その他の文献]〔添品法華経‐見宝塔品〕

神通力の語誌

日葡辞書」には「Iinzzǔ」「Iinzzuriqi」が立項され、「Iinzzǔ」の項に「Iinzzǔ(ジンヅウ)、または、Iinzzuriqiuo(ジンヅリキヲ) ウル」とあるところから、ジンヅリキという語形が存在したと考えられる。「通」が濁るのは「神」の鼻音韻尾による濁音化だが、近代に入ると「通力」の語への類推からか、ジンツウリキの語形を生じ、一般化している。


じんつう‐りき【神通力】

  1. 〘 名詞 〙じんずうりき(神通力)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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