日本歴史地名大系 「屋良部半島」の解説 屋良部半島やらぶはんとう 沖縄県:八重山諸島石垣市屋良部半島石垣島西海岸に突出し、北の崎枝(さきえだ)湾と南の名蔵(なぐら)湾を分ける。東西の長さ約五キロ、南北は半島基部で約一・二キロ、主要部で約二・七キロ。主要部の大部分は中央にそびえる屋良部(やらぶ)岳(二一六・五メートル)の山域に占められ、北西端に御神(うがん)崎、西端に屋良部(やらぶ)崎、南端に大(おお)崎がある。地質は主要部西半分には緑色火山岩類が、東半分には緑色片岩が、半島基部には流紋岩類・国頭礫層などが分布する。半島周辺にはサンゴ礁が発達している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by