属性分析(読み)ぞくせいぶんせき(その他表記)qualitative analysis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「属性分析」の意味・わかりやすい解説

属性分析
ぞくせいぶんせき
qualitative analysis

標識は長さ,重さ,物価などのように数量で表わされるものと,性別賛否のように数量で表わされないものに分けられ,前者を定量的標識,後者を定性的標識という。定性的標識はしばしば属性と呼ばれる。したがって,属性分析とは定性的標識の分析のことを意味する。変数という言葉は属性に対して定量的標識を意味して使われるが,最近では定性的標識をも包括していうことも多くなった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android