層厚(読み)そうあつ

最新 地学事典 「層厚」の解説

そうあつ
層厚

thickness

ある地層(群)の底から最上面までの垂直方向の厚さのこと。「そうこう」とも。地層が傾斜している場合は,層理面に対して直交する断面で測定される。大きな地層群の場合,堆積中心の移動によって積算した層厚が非常に大きくなる場合がある。多数走向断層によって地層が繰り返しているために本来の層厚が不明の場合,単純化した重なりの厚さを「見かけの層厚」と呼ぶことがある。地層の厚さは場所によって異なるため,しばしば最大の層厚をもって代表させる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の層厚の言及

【褶曲】より

…特に両翼の褶曲面が平行のものを等斜褶曲と呼ぶ。 第3は,褶曲層の層厚変化に関連した分類である。層理面に直交する方向に測った地層の厚さが直交層厚(普通いう層厚)であるが,褶曲軸面に平行に測った距離を軸面層厚といい,褶曲の形態解析によく用いられる。…

※「層厚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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