最新 地学事典 「軸面層厚」の解説
じくめんそうこう
軸面層厚
thickness parallel to axial surface
褶曲層の外弧と内弧で傾斜αの接線を引き,2本の接線間の褶曲軸面に平行な方向の距離を,傾斜αにおける軸面層厚Tαと呼ぶ。相似褶曲ではTαは一定である。褶曲軸面に垂直な接線を傾斜の基準線(α=0)とし,ヒンジにおける軸面層厚T0に対して規格化された値をT′α=Tα/T0とすれば,任意の褶曲のヒンジから変曲点までの形態をT′α-α曲線で表すことができる。J.G.Ramsay(1967)の褶曲の幾何学的分類では,クラス1(常にT′α>1),クラス2(常にT′α=1),クラス3(常にT′α<1)となる。
執筆者:金川 久一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

