山くれ(読み)ヤマクレ

デジタル大辞泉 「山くれ」の意味・読み・例文・類語

やま‐くれ【山くれ】

小石の多い山道。一説に、山で日が暮れること。
「野越え、―、里々越えて」〈浄・冥途の飛脚

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精選版 日本国語大辞典 「山くれ」の意味・読み・例文・類語

やま‐くれ【山くれ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くれ」は塊の意 ) 小石の多い山道。一説に、「くれ」は暮れの意で、山で日が暮れること。
    1. [初出の実例]「野越え山暮れ里々越へて」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)下)

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