コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

山の八 やまのやつ

2件 の用語解説(山の八の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山の八 やまのやつ

?-? 江戸時代前期の戯作(げさく)者。
延宝-元禄(げんろく)(1673-1704)のころの京都の版元で,役者評判記,古典俗解書などを出版。好色本流行に乗じて,浮世草子「恋慕水鏡」「風流嵯峨紅葉」などを自作した。姓は山本。名は弘之。通称は八左衛門。屋号は和泉(いずみ)屋。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

山の八

生年:生没年不詳
江戸時代の浮世草子作者,書肆。本名山本弘之。通称は和泉屋八左衛門。京都下立売通大宮西入ル町の本屋であり,同じく京都出水通大宮西入ル町の書肆和泉屋三郎兵衛などとは同族かと思われる。本業の傍ら,天和2(1682)年刊の『恋慕水鏡』をはじめとして好色本を執筆。自らの『好色重宝記』『好色旅枕』『好色床談義』を,「好色三部の書」と呼んでいる。このような彼の好色本は,700部から2000部も刷ったといい,仮名草子から浮世草子への過渡的作品と位置づけられる。<参考文献>野間光辰『近世作家伝攷』

(樫澤葉子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

山の八の関連キーワード浮世草子月尋堂団水西沢一風八文字屋自笑石川流宣西村市郎右衛門八文字屋自笑(初代)本多月楽吉川盛信

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

山の八の関連情報