山下松琴(読み)ヤマシタ ショウキン

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「山下松琴」の解説

山下 松琴
ヤマシタ ショウキン


職業
地歌箏曲家

本名
山下 国義

別名
幼名=鶴次郎

生年月日
嘉永1年 11月29日

出生地
福岡県

経歴
津久之一、宮原検校、高藤検校に師事し、慶応3年教授を開始。明治2年長崎へ移り、胡弓明清楽を学ぶ。32年仁康教会を創設、34年総本部長となり盲人音楽家の検校、勾当名の発行をおこなった。また国風音楽奨励会を組織した。作品に「大和錦」「元日桜」「宮城の曲」などがある。

没年月日
大正7年 11月16日 (1918年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「山下松琴」の解説

山下 松琴
ヤマシタ ショウキン

明治・大正期の地唄箏曲家



生年
嘉永1年11月29日(1848年)

没年
大正7(1918)年11月16日

出生地
福岡県

本名
山下 国義

別名
幼名=鶴次郎

経歴
津久之一、宮原検校、高藤検校に師事し、慶応3年教授を開始。明治2年長崎へ移り、8年日滝和田之一に師事して胡弓、明清楽を学ぶ。32年仁康教会を創設、34年総本部長となり盲人音楽家の検校、勾当名の発行をおこなった。また国風音楽奨励会を組織した。作品に「大和錦」「元日桜」「宮城の曲」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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